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【第6回】『効率の良い歩き方とは・・・高齢による下肢筋力低下がある方の歩き方について』
理学療法士 岩瀬友美氏
2010/11/01

今回は下肢筋力低下がある方の効率の良い歩き方について、いくつかのポイントをお話させて頂きます。

まず、歩行について簡単にお話したいと思います。歩行は足が地面についている時期( 立脚期:りっきゃくき) と足が浮いている時期( 遊脚期:ゆうきゃくき) があります。それぞれの時期におけるポイントがあります。
まず、立脚期です。足を着く際は、つま先を上げて踵から着くようにしましょう。足の裏全体が着きがちですが、踵から着くことで前方へ体重がのりやすくなります。蹴り出しの際は、つま先で地面をしっかり蹴るように意識しましょう。こうすることで、より前に進みやすくなります。

 
つま先を上げて踵から着く
 
つま先で地面をしっかり蹴る

次に遊脚期です。この時期は出来るだけ足を高く上げ、地面から離すように意識して下さい。
最後に歩行中全ての時期におけるポイントです。背中が丸まらないように注意しましょう。丸まってしまうと足が出にくくなります。そのため、出来るだけ胸を張って歩くようにしましょう。また、足と足の間はこぶし約一つ分開けておきましょう。広すぎると歩きにくく、狭すぎるとふらつきやすくなります。また、歩行中は出来るだけ腕を振って、リズムよく歩くように意識しましょう。こうすることで、エネルギー効率の良い歩き方になります。

※効率良く歩くために必要な運動の方法を少しお話したいと思います。
まず、肩幅に足を開き、手摺りなどに掴まって立ちます。その姿勢のまま、「つま先上げ」と「踵上げ」を行います。この時、出来るだけ膝を伸ばしたまま行って下さい。
立つのが大変な方は椅子に座ったままでも可能です。座った状態でつま先あげ・踵上げを行って下さい。
回数は10 〜 20 回を1セットとして、疲れが次の日に残らない程度の回数で行って下さい。次の日疲れが残った場合は1 日に行う回数を減らして下さい。

以上の事に意識することで効率の良い歩き方になると思います。生活の中に少しでも反映して頂けると幸いです。今回は、私が担当する「web セミナー」をご受講頂きましてありがとうございました。

このセミナーに関するご意見・ご感想等はこちらより。お待ちしております。

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