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【第4回】『効率の良い立ち上がり方とは・・・』
理学療法士 宇佐美 健氏
2010/09/01

体の状態には個人差がありますが、今回は「何とか自力で立ち上がれる方」「立ち上がりに少しの介助が必要な方」を対象に『効率の良い立ち上がり方』ができる2 つのポイントについてと、介助方法のコツについてお話させていただきたいと思います。

まず、「何とか自力で立ち上がれる方」がもっとも効率よく楽に立ち上がれる2 つのポイントについてお話したいと思います。

1 つめのポイントはいすの高さです!
一般的にいすの座面の高さは、下腿長(膝下〜床までの高さ)よりも高い方が立ち上がりやすいとされています。ご家庭では座面の低いソファーやいすを使っている方もいらっしゃると思いますが、座った時に沈み込んでしまうソファーだと、立ち上がりがより難しくなってしまいます。
そのような場合は座布団などを利用して、座面の高さを上げることで立ち上がりやすくなります。

2 つめのポイントは足を引いて、前かがみになるです! 私たちは立ち上がるとき無意識に上体を前かがみにして、足を後ろに引きます。こうすることで足裏全体に体重がかかり少ない力で立ち上がれます。

ご家庭では、介助をしていて、うまく立ち上がりが行えない方もいらっしゃると思います。そこで、次に「立ち上がりに少しの介助が必要な方」が立ち上がるときの介助方法のコツについてお話したいと思います。
立ち上がりの介助のコツは手前にひくです! 立ち上がりの介助の際、お尻が座面から離れる時に介助者は真上に持ち上げようとしてしまいがちですが、このとき手前に引いてあげましょう。
そうすることで、介助される側がうまく前かがみになれるため、スムーズに体が伸び上がります。また、介助者は、介助される側のタイミングを合わせてあげることが重要です。ゆっくりと行い、動き出すまで少し待ってあげる気持ちで介助できるとよいと思います。

さらに、最初ににお話した2 つのポイントを同時に行ってみてください。
いすの高さ + 足の位置
この2点を気をつけることで更に介助が楽になると思います。

今回は、効率的な立ち上がり方についてお話させていただきました。いすの高さや足の位置など環境や条件を整えることで立ち上がり動作が楽になればと思います。ぜひ、ご自宅の生活の中に反映していただけたら幸いです。
今回は、私が担当する「WEB セミナー」をご受講いただきましてありがとうございました。

このセミナーに関するご意見・ご感想等はこちらより。お待ちしております。

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